美味しいスイカを選ぶコツ(玉編)

スイカは夏の風物詩として日本でも親しまれており、その冷たく甘い果肉は暑い日には欠かせないものです。しかし、スイカを選ぶ際にどうやって本当に美味しいものを見つけるか、迷ったことはありませんか?この記事では、美味しいスイカを選ぶコツについて詳しく解説していきます。

ツルが緑色かどうか

スイカは収穫された時点で熟成が止まってしまう作物です。そのため、ツルが緑色であることが新鮮である証拠となります。時間が経つとツルは茶色くなってしまうので、スーパーや八百屋で購入する際には、ツルが緑色のものを選ぶと良いでしょう。しかし、販売前にツルを切ってしまうお店も多いので、見つけた際にはラッキーです。

ツルの周りが盛り上がっているか

スイカが完熟すると、ツルの付け根部分から周りが盛り上がってきます。この部分がしっかりと盛り上がっているものは、熟していて美味しいスイカです。逆に、盛り上がりが見られないものは未熟な可能性が高いので、注意が必要です。

緑と黒の縞模様がはっきりしているか

スイカの縞模様は美味しさのバロメーターでもあります。美味しいスイカは、黒色が濃く、緑色との境界がはっきりしています。また、表面を触った時に凹凸を感じるものは、完熟して甘みが強い証拠です。模様がぼやけているものや表面が滑らかなものは、甘さが控えめな場合が多いので、慎重に選びましょう。

おしりの部分が凹んでいるか

スイカのおしりの部分がベコっと凹んでいるスイカは、収穫ギリギリまでスイカが元気だった証拠です。わかりやすい確かめ方はスイカを並行な場所に置いたときに、直立するかどうか。人間が支えなくても直立するスイカを選びましょう。

おしり部分が全体的にベコっと凹んでいてスイカを立てておくことができる。おへその穴と呼ばれる花落ちの部分は、小さいものを選びましょう。

大きいスイカの方が美味しくなりやすい

スイカは同じ品種であれば大きく育ったスイカを選びましょう。大きいスイカは細胞分裂が盛んで、糖度ものりやすい傾向があります。

スイカを美味しく食べるためのヒント

スイカは鮮度が命。なぜならスイカは追熟しない作物だからです。
メロンや桃、バナナのように収穫後日が経つごとに追熟はしないため、収穫後すぐに食べるのがおすすめです。

糖度表示で大玉で11度以上、小玉で11.5度以上のものが甘くて美味しいとされています。
食べる際には、冷蔵庫から出して少し置いておくと風味が増し、冷やしすぎないようにするのがポイントです。

まとめ

スイカを選ぶ際に、ツルの色や縞模様、触感をしっかりチェックすることで、美味しいスイカを見つけることができます。そして、鮮度を保ちつつ適切な温度で食べることで、その美味しさを最大限に楽しむことができます。今年の夏は、ぜひこれらのポイントを押さえて、最高のスイカを味わってみてください!

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